軽くて小さい

α5100の気に入った点を少しづつですが掲載して行きたいと思います。

最も気に入ったのは、APS-Cサイズのイメージセンサーが付いているミラーレス一眼カメラの中でも軽くて小さいという点だったので、まずこの点について少しお話しします。

ここでは、APS-Cサイズのイメージセンサーが付いたミラーレス一眼カメラのみを対象としているので、ニコン、オリンパス、パナソニックなどは対象外です。

似たようなカメラでα6000というのがあり、ソニーのαシリーズの中でも代表的な商品として取り上げられていますが、お店で持ってみた感じでは「思ったより大きくて重い」という印象でした。

もっとも、大きさと重さは相対的なものかもしれません。いわゆるコンパクトデジタルカメラしか使ったことない人にとっては、α5100は重くて大きいかもしれませんし、一眼レフをずっと使ってきた人にとってα5100は軽くて小さいのかもしれません。

私はα5100を購入するまで、コンパクトデジタルカメラしか使ったことありませんでした。今回新しいカメラを選ぶのにあたり、ミラーレス一眼カメラに絞りましたが、一眼レフより軽くて小さいとはいえ、ミラーレス一眼カメラはコンパクトデジタルカメラより重くて大きいものです。それでも、私の視点からでも、α5100は「軽くて小さい」と思いました。コンパクトデジタルカメラと同じような「携帯性」があるのは驚きでした。α6000にはこの「携帯性」があるとは言い切れない重さ・大きさだったところが分かれ目になりました。

SELP1650をα5100に着けた時が一番携帯性が高いですが、SEL1670ZやSEL24F18Zを着けた状態でも「気軽に持ち歩いて撮りたい」と思わせる携帯性がまだあります。α6000には、SELP1650を着けた状態でも「気軽に持ち歩いて撮りたい」と思わせるものがありませんでした。

これは理屈で説明できるものではなくて、直感的に「軽い」、「小さい」、「撮りたい」と思わせられたかどうかという、極めて感覚的な判断でした。

より客観的に説明してみますと、電池とメモリーカードを入れた状態のα5100とSELP1650を組み合わせると計約400グラムになります。350mlの缶ビールが一本約380グラムと言えば重さが大体想像がつきますでしょうか。これを軽いと見るか重いと見るかは相対的な問題ですが、例えば同じAPS-Cサイズのイメージセンサー搭載のキヤノンのEOS 7D Mark IIに、標準ズームレンズEF24-70mm F4L IS USMを組み合わせると1.5キロになり、α5100とSELP1650の約4倍の重さになります。いかにミラーレス一眼カメラが軽いかが分かります。

APS-Cサイズのイメージセンサーが付いたミラーレス一眼カメラで、富士フイルムやキャノンがありますが、いずれもα5100より重く、標準ズームレンズもSELP1650のような小型で軽量なものがないため、より大きいです。

「カメラを持って写真を撮りに行きたい」と思わせてくれる重さと大きさか、という観点から言うとα5100は最適です。

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